鼻中隔湾曲症の手術のために入院した 2
術前
特に何も無し。 少し遅れるかも、とのことだったので2時間くらい遅れることを覚悟していたがそれほどは遅れなかった。
心拍数が120とか出ていたが、そりゃまぁ緊張しますよね、という感じ VaundyやらAdoが流れる中、麻酔の注射をされ1分も持たずに意識が消える
術後
麻酔から覚めて思ったことは、思った以上より地獄ではないがそれでも地獄は地獄 手術が終わりが10時以降ということと、麻酔のおかげで意識がぼんやりしているため痛みとかは感じなかった。 が、やはり、他の方も言っている鼻の閉塞感と、喉に血が落ちてくる感じがなかなかにしんどい。
とはいえ、喉に血が落ちてくる感じは、僕の場合は割とすぐ?多分2~3時間程度で落ち着いてくれた。(時計を見る余裕が無かったのであくまで体感値) 鼻の閉塞感はもう諦めるしかない。 本当に寝れるのか、と思ったが気絶するかのように寝落ちできていた模様。 体感的には5分〜10分くらい寝落ちして起きる、を繰り返す。 そして、時たま思い出したかのように鼻から逆流してきた血を吐き出す。
ここまでで、多分朝の1時とか2時とか。 麻酔が切れて、トイレ行けるかどうかのチェックが2時間後に入っているので多分それくらい。 この時、酸素マスクをつけてたが、その根本に刺さるべきチューブが抜けていた。 マスクの意味とは。( 途中で僕が動いた時に抜けたかもしれないのでネタとして )
手術の翌日
翌日といっても、時系列的には気を失って復活して、の繰り返しをしていて、なんとか朝を迎えた、という感じで、一日を跨いだという感覚が無い。
ちなみに、個人的には手術後とその翌日が一番地獄だった。 この地獄は、手術後の鼻の処置によって多少はマシな地獄になる。 鼻の処置が済むと敷き詰められたガーゼが撤去されるため、閉塞感が多少マシになるのだが、それが行われたのが術後2日後だった。
この頃にはようやく水が飲めるようになったが、覚悟していた通り飲みにくい。 入院前にものは試しと、ただ鼻をつまんだ状態で水を飲んだ時とはわけが違った。 鼻の奥の方までガーゼやらが詰まっているために、鼻をつまんだ時とはわけが違う閉塞感がある。
手術後のダメージはそれなりに大きく、何もする気は起きないのに、鼻呼吸が出来ないから眠れない。 が、この時はもう目をつむる以外にやれることは無いので、気づいたら1時間くらい寝ていた、とかそんな感じである。
また、全身麻酔のために喉にチューブを刺した影響と、鼻が詰まっていることもありかなり喋りにくいし、おそらく相手方も聞き取りにくい状態となった。 この数日後に長く人と喋るタイミングを設定してしまったことを後悔しているが、なるようになれ状態。
なお、この時に強く推したいのは、どんだけ気力がなくてもマスクだけはして寝てほしい。 口の中の乾燥具合を即死級から致命傷レベルまでは下げてくれる。 僕は手術直後から翌日のお昼くらいまでマスク無しで寝ていて地獄を見た。
朝食時にスマホをさわれるようになった、が、連続して触れる状況ではなく必要な連絡だけして後は寝ていた。
また、後述するが、食後はなるべく歯磨きをしましょう。 「あたりまえでしょ?」なのはそれはそうだが、僕は「まぁ今日ぐらいええやろ・・・」と思ったら口の中が乾燥した結果ネバネバが加速し地獄(悪夢)を見ました。
そういえば、手術に参加されていた方々から術後の面談を何度かされた。 その時は「結構出血が多く、手術時間も伸びたが大丈夫か?」と心配されたが、術後に覚悟していた鼻の閉塞感以外は無かった。 正直に言えば、僕が望んでいるとはいえ急を要するような手術でも無いのに、真摯に向き合ってもらって感謝している。
便利だと思ったリスト
- 覚悟を持つ
- 何はなくともマスクして乾燥を防ぐ
- 歯磨き
- 歯磨きしないで寝てもいいか!と思ったら、口の中の乾燥と相まって地獄を見るので歯磨きはしましょう。
- 痛くなりそう、と思ったらササッと痛み止めをもらう
- 睡眠導入剤もササっともらう
- 病室によっては・・・寝にくい。
- 僕はもともと睡眠導入剤を頓服していたため、それを持ち込んで飲んでいたが、そうでない人も飲むだけ飲んだ方が良いと思われる。
- お医者様と相談